出典:国土地理院

秋葉神社・秋葉社


総本宮・総本社

秋葉山本宮秋葉神社(静岡県 浜松市)

概要

北海道から沖縄まで津々浦々に分布し、その数は数百社〜1,100社余りにも登るという。小さな祠まで含めると、その数はもっと多いだろう。
神仏分離令により「秋葉神社」と改称する前は、秋葉大権現を祀っていた神社であり、秋葉大権現は火除けや火伏せの神である。火は生活に不可欠なものであり、また扱いを間違えると全て燃やし失ってしまう危険なものでもある。そのため、庶民の間にも火除けの神という秋葉大権現は容易に浸透していったものと思われる。さらに、江戸時代には遠州の秋葉山に詣ることを目的とした「秋葉講」の結成されるほど、人気となっていたようである。一人なのか数名かはわからないが、村の代表者が秋葉山にお参りをして、秋葉山の勧請を受け、村に帰り、神社の傍に小さな石祠を建てる、お金のある村ならお社を建てる所もあったかもしれない。このようなイベントごとが村ごとに盛んに行われたのだろう。今でも、「秋葉社」と書かれた小さな祠を神社の片隅で見かけることは多い。また、寺院の境内や隣に、秋葉神社があることも多い。これも神仏の習合から分離の歴史を今に伝え残す名残である。

全国の主な神社


主な神社

稲荷神社・稲荷社

八幡神社・八幡社・白幡社

八坂神社・祇園社・天王社

八雲神社・須賀社・素鵞社

天満宮・天満社

弁財天・弁天社

住吉神社・住吉社

白山神社・白山社

神明社・皇大神宮・伊勢社

熊野神社・熊野社

杉山神社・杉山社

浅間神社・浅間社

第六天神社

日吉・日枝・山王神社

金刀比羅神社・琴平社

諏訪神社・諏訪社

月読神社・月読社

厳島神社・厳島社

御嶽神社・御嶽社

鹿島神社・鹿島社

香取神社・香取社

春日神社・春日社

秋葉神社・秋葉社

三峯神社・三峯社

古峯神社・古峯社

愛宕神社・愛宕社

猿田彦神社

淡島神社・粟島社

竈神社・荒神社

羽黒神社・出羽神社

三島神社・三島社

子ノ神社

雷電神社・雷電社





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