出典:国土地理院
御祭神の高御産巣日神についてお話しします。
別天津神の神で、先代が天之御中主神です。ご神徳と得意分野は、
高御産巣日神高木大神高木神
高皇産霊高皇産霊尊
高木命高魂尊
皇親神留伎命神留伎命高皇産霊神
天高御魂乃命高媚牟須比命高弥牟須比命高御牟須比乃命高御魂命高御魂尊高魂命
天照高彌牟須比命高御産巣日大御神高御産日神高御産霊神高産霊神高皇産巣日神高皇産霊命高皇産霊大神高皇産靈神etc...
天地開闢の際に高天原に現れた「造化三神」の一柱である。八神殿に祀られる八柱の神々の筆頭格として、古来より宮中の祭祀において極めて重んじられてきた。その名の「ムスヒ」という言葉は、生命を生み出し、万物を生成・発展させる霊的な力を象徴しており、実質的な天界の主宰神としての性格を強く帯びている。
天空神であることには間違いないが、天空神は実態が薄く、現れて一瞬で消えてしまうような神が多い。しかしながら、高御産巣日神は子が多い。千五百(=とても多いという意味)もの子神がいる。(その末の子が少彦名神である。)
高御産巣日神は天津神と強く結びついている神といえる。葦原中國を自分のものにしたいと願い天孫降臨を促したのも高御産巣日神である。天孫降臨を大陸からの渡来集団とするならば、彼らの最高神は高御産巣日神だったとも言える。しかし第10代の崇神天皇の御代になると、天照大神のほうに中心が移りだし、高御産巣日神の存在感は薄くなる。古代日本の土着信仰と融和・融合を図る上においては、完全な外来神である高御産巣日神を持ち上げるよりも、森羅万象の太陽神を祀り上げたほうが有利と考えたからだろう。おそらく、渡来集団も多神教であったが故の選択かと考えられる。
独神として姿を現した当初の抽象的な存在から、次第に具体的な政治的差配を行う司令神へと変遷する点も、この神の大きな特徴である。生成の力を司る「むすひ」の信仰は、単なる農耕の豊穣のみならず、国家の形成や秩序の維持という高度な次元へと昇華されており、日本の神観念の形成に多大な影響を及ぼした。現在も皇居内の八神殿において祀られている。
・・・と言いつつも、大胆なオカルト的仮説が思いついた。「高御産巣日神、古代の宇宙人説」。つまり地球外生命体である。古代の地球にやってきた地球外生命体が、遺伝子操作によって次々と新しい生命を作り出す総称を「高御産巣日神」としてみたらどうだろうか?渡来集団が大陸から船でやってきたのではなく、宇宙から巨大な磐船で降りてきた宇宙人とすれば、その情景はまさしく「天孫降臨」にふさわしい・・・かもしれない。
神話や伝承に基づき、個人的な解釈を含みます。