出典:国土地理院

神社建築様式

神社建築の一般的な構成は、拝殿・幣殿・本殿である。参拝時に正面にあるのが拝殿であり、賽銭箱が置いてあったり祈祷を受けるのもこの建物である。 幣殿は、祭壇が設けられている建物である。一般的には拝殿と本殿の中間に位置する渡り廊下のような建物になる。神職の祝詞奏上はこの建物で行われる。 本殿は、祭神の御魂や御神体が宿る空間と考えられ、ヒトが入ることを想定していない場合が多く、拝殿や幣殿にくらべると小さい場合が多い。
神社の関連する建築様式を大別すると切妻造か入母屋造になるが、拝殿は圧倒的に入母屋造が多く、本殿は切妻造が多く様々な様式が存在している。 ここではそれらについて説明する。




平入形式


切妻造

切妻造平入

神明造

神明造

唯一神明造

流造

流造

両流造

八幡造

穂高造

入母屋造

入母屋造

日吉造

吉備津造

祇園造

香椎造

織田造

近江造




妻入形式


切妻造

切妻造妻入

春日造

春日造

平野造

熊野造

大社造

大社造

美保造

住吉造

住吉造

大鳥造

大鳥造

隠岐造

隠岐造

中山造

中山造




複合社殿形式


権現造

権現造

浅間造

浅間造

尾張造

尾張造

水分造

水分造




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