出典:国土地理院
総本宮・総本社
三峯神社(埼玉県 秩父市)
概要
創建は4世紀に遡る程に古く、また山奥深い環境が修験道の場となっていた。庶民の間に広まったのは江戸時代になってからである。江戸時代になると秩父の山中に棲息していたオオカミを神として崇めるようにった。その理由は、農作物に危害を加える猪などを捕らえるオオカミは、農民にとっては益獣であった。また、オオカミが日本武尊の道案内を務めたという神遣いの伝説もあり、「お犬さま」の愛称で災難避け・盗賊避けの神として祀られるようになった。さたに、修験道者たちによる布教活動も加わって関東や東北に広まり、集落の中に「三峯講」が結成される村も多くなった。いわゆる御眷属(=神の遣いの山犬)信仰である。
一匹のオオカミが守護できる家の数は50戸とされているから、代表者が勧請を受け持ち帰ると、すぐさま小さな祠が作られ祀られた。今でも小さな祠の奥に「大口真神」の神符を見ることがある。比較的新しい神符もあることから、今でも地域によっては信仰が受け継がれているものと思われる。
全国の主な神社
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