出典:国土地理院


修験者(実在した人物)

役行者

えんのぎょうじゃ

役行者(えんのぎょうじゃ)は、飛鳥時代から奈良時代にかけて実在したとされる山岳修行者で、修験道(しゅげんどう)の開祖と仰がれる人物である。本名を役小角(えんのおづぬ)といい、大和国(現在の奈良県)葛城山(かつらぎさん)の麓で生まれ、幼い頃から山中での修行に励んだと伝えられる。神仏習合の思想のもと、山岳を修行の場とし、呪術や祈祷の力を身につけた超常的な能力者として、数々の伝説に彩られている。

彼の生涯で最も有名な伝説の一つは、前鬼(ぜんき)と後鬼(ごき)という鬼を弟子にして使役したという逸話である。この鬼たちはもともと悪行を重ねていたが、役行者の神通力によって調伏(ちょうぶく)され、改心して彼の弟子になったとされている。また、役行者が祈祷によって金峯山(きんぷせん)の地主神を呼び出し、憤怒(ふんぬ)の相を現した蔵王権現(ざおうごんげん)を感得したという伝承は、修験道の根本教義を形成する上で重要な出来事となった。

しかし、役行者はその超人的な能力ゆえに、当時の朝廷から警戒された。西暦699年、『続日本紀(しょくにほんぎ)』には、人々を惑わしているとの讒言(ざんげん)によって伊豆大島へ流罪(るざい)になったという記述が残されている。だが、この流刑中も、夜になると毎晩海を渡って富士山に登り修行を続けたという伝説も存在する。

没後、役行者に対する信仰は高まり、特に修験者である山伏たちによって、全国の霊山を開いた人物として崇敬された。江戸時代後期には、光格天皇(こうかくてんのう)から「神変大菩薩(じんべんだいぼさつ)」の諡号(しごう)が贈られ、その威光はさらに増した。修験道の聖地である吉野・大峯山は、役行者が修行した地として、今も多くの修験者たちが訪れる場所となっている。


梵名

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真言(小咒)

オン・ギャクギャク・エンノウバソク・アランキヤ・ソワカ

像容

  • 一面二臂
  • 右手:
  • 左手:

注記

飛鳥時代に実在した呪術者。日本生まれの役行者であるが、宗派によってはサンスクリットの真言を定めている。

本尊とする主な寺院

主要な寺院の中には無いようです。


主な宗派

天台宗

真言宗

浄土宗

浄土真宗

日蓮宗

時宗

臨済宗

曹洞宗

法相宗

律宗

華厳宗




仏の一覧

十三仏

釈迦如来

文殊菩薩

普賢菩薩

地蔵菩薩

弥勒菩薩

薬師如来

観音菩薩

勢至菩薩

阿弥陀如来

阿閦如来

大日如来

虚空蔵菩薩



六観音

如意輪観音

十一面観音

馬頭観音

千手観音

聖観音

不空羂索観音

准胝観音



六地蔵

地持地蔵

陀羅尼地蔵

宝性地蔵

鶏亀地蔵

法性地蔵

法印地蔵



青面金剛

荼枳尼天

歓喜天

摩利支天

閻魔



実在した人物

役行者

秋葉三尺坊権現



その他

愛染明王




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