出典:国土地理院

御祭神の開化天皇についてお話しするのじゃ。
いにしえの皇族で、父は孝元天皇、母は鬱色謎命じゃ。丹生川上神社などにてお祀りされておるのじゃ。
詳細は地図にも示しておるし、ページをスクロールして見てみるのじゃ!
ちなみにこの枠は左下の▼で非表示にできるぞ。

狐っこの
にゃんこきつね
いにしえの皇族

09.かいかてんのう

開化天皇

09.kaika Tennou(Emperor)

古事記に於ける名前の表記

若倭根子日子大毘毘命わかやまとねこひこおおびびのみこと

日本書紀に於ける名前の表記

稚日本根子彦大日日天皇わかやまとねこひこおおひひのすめらみこと稚日本根子彦大日日尊わかやまとねこひこおおひひのみこと

先代旧事本紀に於ける名前の表記

春日宮御宇天皇かすがのみやにあめのしたしろしめししすめらみこと春日率川宮御宇天皇かすがのいざかわのみやにあめのしたしろしめししすめらみこと

漢風諡号に於ける名前の表記

開化天皇かいかてんのう

和風諡号に於ける名前の表記

稚日本根子彦大日日天皇わかやまとねこひこおおひひのすめらみこと

上記以外の文献または由緒書き等に於ける名前の表記

和加倭根子意保比比乃命わかやまとねこひこおおびびのみことetc...

系譜

父:孝元天皇
母:鬱色謎命

兄弟姉妹:大彦命彦太忍信命

配偶者:伊香色謎命鸇比売姥津媛

子:崇神天皇建豊波豆羅和気王彦坐王

概要

欠史八代けっしはちだいと称される実在性が不透明な初期天皇群の最後の一人であり、第九代に数えられる天皇である。父は第八代の孝元こうげん天皇、母は内色許売命うつしこめのみこととされ、いみな若日本根子彦大毘毘命わかやまとねこひこおおびびのみことという。

事績に関する詳細な記述は『古事記』や『日本書紀)』においても乏しく、主に系譜の記載に留まっている。開化天皇は、父である孝元天皇が崩じた翌年に即位し、春日かすが率川の宮いさがわのみやに都を置いた。この地は現在の奈良県奈良市周辺に比定されている。

皇后には伊香色謎命いかがしこめのみことを迎え、後の第十代天皇となる御真木入日子印恵命みまきいりびこいにえのみこと、すなわち崇神すじん天皇をもうけた。この崇神天皇からが実在の可能性が高い「実質的な初代」と目されることが多いため、開化天皇は神話的な系譜と歴史的な実在が交差する結節点に位置する人物といえる。

記紀の記録によれば、開化天皇は百歳を超える長寿を全うして崩御した。陵墓は、宮内庁により奈良市油阪町の念仏寺山古墳に「春日率川坂上陵かすがのいざかわのさかのえのみささぎ」として治定されている。この古墳は、5世紀から6世紀頃に築造された前方後円墳と推定されており、開化天皇の在位年代とは時期が合わないため、陵墓の治定についても異論が多い。

さらに詳しく・・・

【欠史八代】

欠史八代けっしはちだいとは、日本の記紀神話において、初代神武じんむ天皇と第10代崇神すじん天皇の間に位置する8人の天皇、すなわち第2代から第9代までの天皇を指す歴史学上の用語である。この8人の天皇とは、綏靖天皇すいぜいてんのう安寧天皇あんねいてんのう懿徳天皇いとくてんのう孝昭天皇こうしょうてんのう孝安天皇こうあんてんのう孝霊天皇こうれいてんのう孝元天皇こうげんてんのう、そして開化天皇かいかてんのうである。

『日本書紀』や『古事記』には、神武天皇の東征や崇神天皇の治世に関する詳細な記述がある一方、欠史八代の天皇については、系譜や陵墓、皇后や皇子に関する情報があるだけで、具体的な治世の事績がほとんど記されていない。このことから、古くからその実在性について疑いが持たれてきた。

歴史学的には、欠史八代の存在は、後世の編纂者が記紀の系譜を遡らせるために創作・追加したものであり、実際に存在した可能性は低いと考えられてきた。しかし、近年の考古学的な発見によって、欠史八代の実在をめぐる議論が再燃している。特に、埼玉県の稲荷山古墳から出土した鉄剣に銘文として記された「意富比垝おおひこ」という人名が、孝元天皇の皇子である大彦命おおひこのみことと同一視される可能性が指摘されている。これにより、欠史八代の天皇の存在そのものは依然として不確かであるものの、その系譜に連なる一部の人物が実在した可能性が出てきているのである。

欠史八代の実在性については諸説あり、年代を延ばすために創作されたという説のほか、神武天皇と崇神天皇は同一人物であり、欠史八代は存在しなかったという説、また、実在したとしても、当時の年齢の数え方が現在と異なるため長寿とされているという説などがある。

開化天皇」 を祀る神社は 2社です。
主祭神・相殿神・配祀神・合祀神などとして祀られている神社を表示しています。

免責事項
  • これは学術的な手法に基づく調査・研究ではありませんが、日々研究を重ねて精度を上げていきます。
  • フィールドワークで得られた情報とスマホで撮影した写真をもとに、主観的に判断しているため誤解釈や間違いが発生している可能性があります。
  • その場合、先の研究や報告等に対し意義を唱えるものではなく、当ウェブサイト側のミスである可能性が高いことをご了承ください。
  • よく分からないものは「不明」と表記しています。
  • 宗派・祭神・神札に関しては、 「境内設置の由緒書き」「現地での目視確認」「公式ウェブサイトでの記載」または「各都道府県の神社庁ウェブサイト」のいずれかにて確認できなかった場合は、 慣例的に容易に予測や推定可能な場合であっても原則的に「不明」としています。しかしながら、神社名から推察される祭神名を括弧書きで表示している場合もあります。
  • また祭神に関しては、その表記に別名や別称が多数存在することが多く、基本的には由緒書きに従った表記名をし、 祭神について詳細情報がある場合は祭神名が太字リンクとなっております。
  • 当ウェブサイトに掲載された情報の利用により発生したいかなるトラブル・損失・損害に対しても、当方は責任を負いません。
著作権
  • 当ウェブサイトに掲載されているスナップ写真のみ、クリエイティブ・コモンズ「CC BY-NC 4.0」で提供されています。
  • 当ウェブサイトに掲載されている文字コンテンツ、360度画像、イラストは、おさんぽ・YOKOHAMAが権利を有していおります。