出典:国土地理院

御祭神の菊理媛命についてお話しするのじゃ。
黄泉國でのイザナギとイザナミの別れと深く関わる神で、ご神徳と得意分野は、

  • 縁切り。「ズットモでいようね!」的な縁切り・別れ
  • ケンカの仲裁・仲直りしたいという気持ちにも強い神徳がある
  • 心の悩み相談に強い神徳がある
じゃな。遠賀神社などにてお祀りされておるのじゃ。
詳細は地図にも示しておるし、ページをスクロールして見てみるのじゃ!
ちなみにこの枠は左下の▼で非表示にできるぞ。

狐っこの
にゃんこきつね
イザナギとイザナミの別れと深く関わる神

くくりひめのみこと=しらやまひめのかみ

菊理媛命=白山比咩神

Kukurihime-no-Mikoto

日本書紀に於ける名前の表記

菊理媛命くくりひめのみこと

同神とされる名前の表記

泉守道人命よもつちもりのかみ

上記以外の文献または由緒書き等に於ける名前の表記

喜久理姫命きくりひめのみこと喜久理比売神きくりひめのかみ岐久理比売命きくりひめのみこと気久利姫命きくりひめのみこと白山大神しらやまのおおかみ白山姫命しらやまひめのみこと白山姫大神しらやまひめのおおかみ白山姫尊しらやまひめのみこと白山姫神しらやまひめのかみ白山媛命しらやまひめのみこと白山比咩命しらやましめのみこと白山比咩神しらやまひめのかみ白山比売命しらやましめのみこと白山比売大神しらやましめのおおかみ白山比売神しらやましめのかみ菊利姫命きくりひめのみこと菊理姫命くくりひめのみこと菊理姫大神くくりひめのおおかみ菊理姫神くくりひめのかみ菊理媛大神くくりひめのおおかみ菊理媛尊くくりひめのみこと菊理媛神くくりひめのかみ菊理比咩神くくりひめのかみ菊理比売命くくりひめのみこと菊理比売尊くくりひめのみこと菊理比女命くくりひめのみことetc...

概要

全国の白山神社に祀られる白山比咩神しらやまひめのかみと同一神とされる。
日本神話においては、『古事記』や『日本書紀』正伝には登場せず、『日本書紀』の異伝(第十の一書)に一度だけ出てくるのみである。

伊邪那岐命は黄泉国で変わり果てた伊邪那美命の姿に恐怖し逃げ出した。黄泉平坂まで逃げた伊邪那岐命であったが伊邪那美命も執拗に追いかけてくる。パニくってる伊邪那岐命に 菊理媛命が助言をしたので、伊邪那岐命が無事に黄泉國を脱出することができた。ただしその具体的な言葉は記されておらず、謎に包まれた神である。

その名に含まれる「くくり」という言葉は、「括る」や「結ぶ」を意味すると解釈され、菊理媛命は、人と人、物事と物事の縁を結び、調和をもたらす神として信仰されてきた。その役割は、縁を結ぶだけでなく、不要な縁を円滑に手放す手助けをする、いわば「和合と再生」を司る神格としても捉えられている。

また、修験道や中世以降の神仏習合においては白山権現とされて女人救済の神としても篤い信仰を集めた。菊理媛命は大地や水を司る女神ともされ、農耕や生活の根源を守護する存在として人々の暮らしに結び付いている。今日でも人間関係の調和や縁結びを願う人々に厚く信仰され、謎めいた神格でありながら、日本の神々の中でも特に調停と結縁を象徴する女神として人気がある。

さらに詳しく・・・

【菊理媛命は絶交の神なのか?】

結局のところ、伊邪那岐命と伊邪那美命はケンカ別れをしたのか、或いは菊理媛命の仲裁で和解の上で離れたのか、謎ではある。ただ、伊邪那岐命と伊邪那美命が仲良く一緒に祀られている神社が多いことから、後者であってほしいと思うのが人情というもの。そうでなければ、菊理媛命の神徳は「縁結びの神」ではなく「絶交の神」になってしまう。

【菊理媛命と白山信仰】

白山信仰は、奈良時代に越前の僧である泰澄たいちょうが白山を開いたと伝えられることで始まる。泰澄は、白山の神霊に導かれ、この霊峰を修験の場として確立していった。この過程で、白山の神格は仏教と結びつき、神仏習合の思想が形成されたのである。その核となったのが、本地垂迹ほんじすいじゃく思想である。これは、仏・菩薩が人々を救済するため、日本の神の姿をとって現れたとする考え方である。白山信仰では、白山の主神である白山比咩神しらやまひめのかみの本地仏が十一面観音とされた。

十一面観音は、十一の顔で衆生の苦しみをあまねく見渡し、救済する慈悲深い菩薩である。白山比咩神の本地仏に十一面観音が当てられた背景には、山岳に鎮座する女神の神格と、慈悲の仏である観音のイメージが重なり合ったことが挙げられる。特に、水と豊穣を司る女神としての側面が、人々の苦悩を取り除く観音の役割と結びつけられたのである。

そして、この白山比咩神と同一視されたのが、黄泉の国で伊邪那岐命いざなぎのみこと伊邪那美命いざなみのみことの仲をとりもったとされる菊理媛命である。神話に登場する「和合」と「調停」の神格が、白山の神、そしてその本地である十一面観音の慈悲の側面と結びつき、重層的な信仰体系が築かれた。この結果、菊理媛命は、神話的役割に加え、縁結び、五穀豊穣、水の恵み、そして十一面観音の功徳による現世利益をもたらす、多面的な女神として広く崇敬されることとなった。

神徳・得意分野

神話や伝承に基づき、個人的な解釈を含みます。

  • 縁切り。「ズットモでいようね!」的な縁切り・別れ
  • ケンカの仲裁・仲直りしたいという気持ちにも強い神徳がある
  • 心の悩み相談に強い神徳がある

菊理媛命」 を祀る神社は 120社です。
主祭神・相殿神・配祀神・合祀神などとして祀られている神社を表示しています。
免責事項
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  • よく分からないものは「不明」と表記しています。
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