出典:国土地理院
建日別
『古事記』の国産み神話に登場する神であり、伊邪那岐命と伊邪那美命の二柱の神によって生み出された筑紫島、すなわち現在の九州を構成する四つの顔のうちの一つ、熊曽國を神格化した存在である。ただし、この神名にあたる熊曾国は、南九州に位置する地と考えられているが、筑紫島の他の三箇国のように七世紀末以降に対応する国名が見られない。景行天皇の時代をはじめとして、クマソの反乱や征討の記事が散見されるが、クマソという土地あるいは部族の歴史的な実態については不明な点が多い。
この神名に含まれる「建」は勇猛さや力強さを意味する接頭辞であり、「日」は太陽、あるいは神聖な霊力を指す「霊」と解釈されるのが一般的である。また、「別」は男子の尊称であり、これらを合わせると「太陽のように輝かしく勇猛な男子」という力強い意味を持つ。
神話や伝承に基づき、個人的な解釈を含みます。