出典:国土地理院
御祭神の和豆良比能宇斯能神についてお話しするのじゃ。
黄泉國から戻ったイザナギが筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原で禊祓をした時に現れ出た神で、生みの親が伊邪那岐命じゃ。ご神徳と得意分野は、
和豆良比能宇斯能神
煩神
煩大人命煩大人神etc...
和豆良比能宇斯能神の誕生の物語は、伊邪那岐神が、亡くなった妻である伊邪那美神を追って訪れた黄泉国からの帰還にある。黄泉国の穢れを深く負った伊邪那岐神は、現在の宮崎県とされる筑紫の日向の橘の小門の阿波岐原で、禊祓の儀式を行った。このときに、身に着けたものを脱いで化成した十二神のうち、投げ捨てた「御衣」、すなわち衣服から生まれた神が、和豆良比能宇斯能神である。
その神名は、「和豆良比」が「煩い」や「困惑・苦悩」を意味し、黄泉からの帰還という煩わしい経験や、その際に衣服に付着した穢れが清められたことを象徴していると考えられる。『日本書紀』においては「煩神」とも記される。
黄泉の国からの穢れを祓うという、禊ぎの神話における重要な役割を担い、さらには、人間の生活における穢れや災厄を取り除き、心身を清めるという、日本独自の「清浄」の観念を体現する神格であると言える。
さらには、疫病を鎮める神、あるいは旅に関わる神と捉える信仰もあるようである。
神話や伝承に基づき、個人的な解釈を含みます。