出典:国土地理院
御祭神の五十瓊敷入彦命についてお話しするのじゃ。
いにしえの皇族で、父は垂仁天皇、母は日葉酢媛命じゃ。ご神徳と得意分野は、
印色之入日子命印色入日子命
五十瓊敷入彦命五十瓊敷命五十瓊敷皇子
第11代垂仁天皇の皇子である。皇后の日葉酢媛命を母に持ち、第12代景行天皇の兄、倭姫命の兄にあたる。その伝承は、主に『日本書紀』において詳細に語られており、武勇と忠誠心に優れた人物として描かれている。垂仁天皇が、五十瓊敷入彦命と弟の大足彦尊にそれぞれ望むものを尋ねた際、命が弓矢を望んだことから、その才能を認められたとされる。
五十瓊敷入彦命の最大の功績は、天皇家が所有する宝器である「神宝」を管理したことである。命は、父である垂仁天皇から「十種神宝」を管理するよう命じられ、物部氏の祖である伊香色雄命の子孫らとともに、河内国に設けられた神宝を管理する施設に、それらを収めたとされている。その後、老齢のため妹に一任するが、妹にしてみれば重荷だったようで、物部氏に与え授ける。これが物部氏による石上神宮での神宝管掌の起源という。
弓矢の名手であったと伝説もある。また、伊奈波神社の社伝には、朝廷の命で奥州を平定したものの、讒言によって討たれたという伝承が残されている。
神話や伝承に基づき、個人的な解釈を含みます。