【平入形式 流造】
穂高造
代表的な神社:
穂高神社
のみ
- 日本の神社建築様式。
- 構造は、切妻造・平入。
- 外観は流造と同じだが、鰹木の配置が独特で、二本の鰹木が中央から左右の千木に斜めに立てかけられている。
- 穂高神社本殿のみに見られる様式。
本殿第一座のみ、流造の二本の鰹木が中央から左右の千木に斜めに立てかけられているという独特な外観をしている。一説には、釣り竿や船の櫓を水辺で立てかけた形とも言われる。ただ、拝殿越だとほとんど見えない。むしろ、3つ並ぶ本殿社殿の中途半端な位置に拝殿の中央が来ている事が気になる。こういう場合は、何かしらの深い意味があるはずで・・・。この場合、第一座:穂高見命と第二座:瓊瓊杵命の真正面に拝殿の太柱が来てしまう。つまり、もしかすると祟り神という事なのだろうか?ちなみに、第三座:綿津見命の前には柱はない。