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出典:国土地理院

修験者 (実在した人物)

秋葉三尺坊権現

あきはさんじゃくぼうごんげん

秋葉三尺坊権現あきはさんじゃくぼうごんげんは、仏教の明王信仰と山岳信仰、そして民間信仰が融合して成立した神仏習合の神格である。元々は実在の修験僧であったと伝えられ、信州(長野県)に生まれ、越後(新潟県)の蔵王権現堂で修行を重ねたとされる。その修行の中で、不動明王の行法を修得し、天狗てんぐのように空を自在に飛行する神通力を得たという。

三尺坊という名は、その小柄な体格に由来するといわれている。その後、白狐に乗って遠州(静岡県)の秋葉山に舞い降り、そこで人々に火伏せひぶせの秘法を伝え、入寂にゅうじゃくしたと伝えられる。このことから、三尺坊は秋葉山の守護神である秋葉権現と結びつき、火防の神として全国に信仰が広まった。

秋葉三尺坊権現の像容は、忿怒ふんぬ相で、右手に剣、左手に羂索けんじゃくを持ち、白狐に乗り、背後には燃え盛る炎を背負った烏天狗からすてんぐの姿で表現されることが多い。これは、煩悩を焼き払い、災厄を退散させる不動明王の力と、山岳修行者の姿が融合したものである。


梵名

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真言(小咒)

オンピラピラ・ケンピラケンノウ・ソワカ

像容

  • 一面 二臂
  • 嘴
  • 開眼
  • 忿怒相
  • 右手: 三鈷剣
  • 左手: 羂索(縄)
  • 立像

注記

三尺坊は実在した僧と言われる。秋葉権現と習合し秋葉三尺坊権現として祀られる。(秋葉権現とは別とする文献もあり)観音菩薩を本地仏とし、その姿は飯縄権現と同じく白狐に乗り剣と羂索を持った烏天狗の姿で表され、75の眷属を従えると伝えられる。
三大誓願

  • 第一我を信ずれば、失火と延焼と一切の火難を逃す。
  • 第二我を信ずれば、病苦と災難と一切の苦患を救う。
  • 第三我を信ずれば、生業と心願と一切の満足を与う。

本尊とする主な寺院

主要な寺院の中には無いようです。

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